当社にてリビルドの際行われる単品製作、加工の一例をご覧下さい



 ボディ塗装

  古いキャブレターでは、ボディが亜鉛合金ダイカストのものが多い。
  その中には保護の為に塗装を施されたものもあり、OHの際には
  きちんとした再塗装をしてあげなければなりません。

 ブッシュ加工

  キャブの足腰ともいえるスロットルまわりは、キャブレターの好不調を決定する
  重要な箇所です。とくにオールドキャブでは、このあたりの修理が必須です。
  まずはボディの軸受け部にブッシュ加工をします。使用するブッシュは耐熱、
  耐有機性に優れたオイレスブッシュ(オイレス工業製)を主に、真鍮やテフロン
  などキャブによって使い分けています。

 ボーリング

  キャブのスロットルボアは、バルブによって削られたり、熱による変形で
  楕円になっていることがあります。約0,3ミリ以内のボーリングで修正し、
  オーバーサイズのスロットルバルブを製作します。

 単品製作

  キャブレターのスロットルシャフトやバルブは、部品として入手できないものが
  ほとんどです。
  OHは、これの交換が基本となる為、製作によって対応します。